ツタイ落ちる雫を逃さないように固めては己の一部とする躊躇することもなく自然の力を惜しみなく借りて芸術を織り成し氷柱ができる
歩む道すがら ふと舞い込む運もこうして手に入れることができたらよいのにと思う
所詮人間は 摂理には敵わないことを知る我々が抗いやっと掴むものさえいとも簡単に手に入れる
*詩=紅 龍さん。写真=紅 龍さん。