あなたを呼ぶ為にこの 声がありあなたを追う為にこの 足がありあなたを見つける為にこの 心があり全てが私にとって均一に必要でそれらが私を司っている
いつかの為でなく今日があり未来の為でなく今があり通り過ぎる為でなく明日があり全てが私にとって等しく必要でそれらが私を培っている
逃れる為に忘却に支配され怯えない為に過去と決別しただ目を閉じるだけの静粛を迎えたとしてもそこに後悔の文字はない
*詩=紅 龍さん。写真=紅 龍さん。