人生において
この人でなければ
生きていかれない相手が
たった一人しか居ない場合も少なく
この人と一緒には
絶対に生きていかれない相手も
頭で考えるより
案外　少ないのかもしれない

顔も知らずに嫁に行き
お互い一生を添い遂げていた昔
世の中そういうものだと
植え付けられれば
そういうものかと
納得できていたことを考えると
そんな気がする

運命は存在する
けれど　どこで誰に決めるかは
自分の判断
用意された人と歩くのではない
自分の選んだ人と歩いて行く
そんなふうに相手を見れば
愛おしさ　更に膨らむ

努力も譲渡も必要
自己主張も説得も不可欠
幸せも不幸せも　自身の責任だから
話し合って　分かり合って
一歩一歩　大切に進む