「カタンカタン」
枕木ひとつひとつ 人々の見ることのない 列車の底を見上げる カタンカタンと走りゆく 一定のリズムを レールの繋目が作る
私の走り去った後にも 線路はそこにある 木立がビルに変わっても 線路はそこにある
*詩&写真=紅 龍さん。