艶やかな それでいて限りなく儚げな花曇りの 春を歩き思う
コレハ 夢ノ 中カモシレナイ
今まで 歩いてきた数十年間の道のりこの全てが 夢目覚めれば まだ生を受けたばかり
そんな馬鹿げた錯覚を降る花びらが更に現実から遠避ける
幻の中を漂う 微生物と化して私は狂いゆく
*詩=紅 龍さん。写真=紅 龍さん。