「そのためなら」
いつも元気一杯で 憎まれ口たたいて 励ましているのだか 落ち込ませているのだか わからない そんな私を見てきたのだから
あなたは こんな私を望んではいない 弱い私など見たくない
強がりが裏目に出る 後悔は涙に変わる 声を聞けば すがりつきたくなる
だけど あなたが 求めるのは 情けない私なんかじゃない
胸を張って 背筋を伸ばして いつもの私を演じ続ける それであたなを 繋ぎとめておけるのなら 永遠に
*詩&写真=紅 龍さん。